にいがた女性のための起業講座、令和6年度の講座を先日終えました。
新潟を中心に活動する中小企業診断士・自己肯定力トレーナーの宮澤奈緒子です。
今年度は【基礎コース】と【実践コース】の2コース別の講座でした。
過去2年は新潟県内の“エリア別”開催だったのに対して、今年度は起業に対しての“意識別”のコース分けです。
基礎コース15名、実践コース20名が受講(実践コースは当初の募集枠15名から5名追加の20名)。
いずれも満席御礼。ありがいことです。
【基礎コース】は、講座の受講4回のみで基礎的な知識の習得。インプット中心のコース。
【実践コース】は、講座6回、課題提出5回(講師のサポート付き)という、ご自身の考えていることの言語化・可視化、アウトプットを伴う、ご自身の起業意識にどっぷり向き合うコースでした。
9月末にスタートした起業講座「実践コース」も12月中旬に終了しました。
→【基礎コース】のふりかえりブログ
女性のための起業講座 充実の【実践コース】
【実践コース】の全6回の内容は
1回「キャリアの棚卸と起業意識の確立」
2回「事業計画設定とビジネスモデルづくり」
3回「起業のために必要な財務知識と収支計画」 ←私の担当講座
4回「販促戦略(ツール作成とWeb、SNS発信)」
5回「人事労務と税務の基礎(特別講座)」「お客様への効果的な伝え方(プレゼン)」 ←講師4名全員が参加。
6回 「フォローアップミーティング」(創業計画書の発表など) ←講師4名全員が参加
今年は、過去の受講生から要望の多かった「受講者同士の交流の時間がもっとほしい」を叶え、講座開始前30分を「交流タイム(任意参加)」にしていました。みなさん積極的にお話しされていて、大切な仲間づくりができた様子です。講座開始前に一緒にランチもされていたみたい。
創業計画書の作成は羅針盤づくり
今年の【実践コース】。
講師は、担当する講座の講義だけに留まりません。担当講座の課題の添削(課題添削は昨年までと同様)、受講者の最終課題である「創業計画書(ビジネスプラン)」作成まで個別サポートを行いました。
私の場合、担当する第3講座の課題「収支計画」を20名分添削したのに加え、4名の講師で分担した「創業計画書」作成を個別にサポートしました。私の担当する受講者さんは、設備投資や雇用を計画し、開業資金の融資も希望されている方が多くいらっしゃいました。非常に熱心に取り組んでいた印象です。
しかし、受講者全体では、実はほとんどの受講者の方がやろうとしているビジネスは、起業する際に自己資金だけでスタートできるビジネスです。(私もそうでした)
そんな方々にとって事業計画書として、文字にする、数字にする作業は、どのようにお感じになられたでしょう。
創業計画書は「自分にとっての羅針盤」だと、私は思うのです。
私の羅針盤であるビジョン
私自身は、ご縁に恵まれて、実は創業計画書(ビジネスプラン)も作らずに起業しました。
しかし、開業して半年後くらいに、自分のビジョン(私が10年後に目指すところ、ありたい姿)を考えました。真剣に考えたのは、その時、期限付きで考えざるを得ない事情があったからです(笑)。
自分が10年後にどうありたいのか想い描いて、言語化する作業は、とても時間がかかりました。
しかし、ビジョンを作っておいてとても良かったと何度も感じています。
それは、自分の想いの原点であり、立ち返り、動機を思い起こすことになるからです。
私の羅針盤。
私のビジョンはこのサイトのトップページ、プロフィールに記載しています。
令和6年度「にいがた女性のための起業講座」
【実践コース】受講者の方は、5つの課題を提出するのが毎回とても大変で困難を伴う作業だったと思います。大変おつかれさまでした。でも今回、ご自身に向き合って考えたことは、決して無駄にはならず、ご自身の血となり肉となるものと信じています。
どうか、それぞれの方が持ち味を活かして、いきいきと事業を継続できますように。
にいがた女性のための起業講座は今年度で3年目
この講座、3年で約140名の修了生を輩出しました。私は新潟県内で起業を目指す大勢の女性(起業3年以内の女性も)にお会いしたことになります。
主催は新潟県・にいがた産業創造機構(NICO)さま。
起業4年目の私です。まだまだ当事者。試行錯誤を繰り返しております。他3名のベテラン講師に学ぶことが多い。
受講者のみなさんと、またどこかでお会いできますように。
いろんなことがあっても、それを武勇伝(?)としてお互い笑って語り合えますように。
にいがた女性のための起業講座 気になる方はフォローしてくださいね。来年度も継続される場合、募集からお知らせできると思います。
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人にお伝えすることが大好きです。相手の目線で、わかりやすくお話しするよう心掛けています。