夢と現実を結ぶ「お金の見通し」~創業財務~
今年も新潟県「女性のための起業講座」がはじまります。長岡会場は申込受付中です。
中小企業診断士の宮澤奈緒子です。
私の担当講座は「夢と現実を結ぶ『お金の見通し』を考える」
今日は、最低売り上げ目標を算出する5つのステップ【後編】をお届けします。
前回の投稿「最低売り上げ目標を算出する5つのステップ【前編】」はこちらから。※一部加筆しました。
ステップ4 売上を考える
さあ、いよいよ売上を検討します。
計算よりも、ここが一番迷うポイントで、苦手意識のあるところなのかもしれません。
起業でありがちな売上モリモリ計画。(逆に、控えめパターンの方もいますが少数派)
夢が膨らむのか、気が大きくなるのか、
金融機関や補助金申請には、盛って書かないと審査が通らないと思っているのか…。
財務計画の売上計画がモリモリの方をよくお見受けします。
もちろん、そのモリモリ通りにいけば、何の問題もありません。
売上を分解すると、
売上=客数(新規客・リピート客)✕客単価 ※小売・サービス業種
その売上は、その客数は、その客単価で実現できそうですか。
お客様が、価値を理解して代金をお支払いくださるでしょうか。
オペレーションはまわせますか。
季節変動の大きい業種もあります。
それと、毎日、毎週、毎月、ずーっと働いている訳ではありません。
会社員時代には他の部門の方がやってくれていた、直接はお金を生み出さない活動を自分でやる時間もあります。
そして価格設定。
これが迷いどころかもしれません。数字に対する苦手意識はもしかするとここなのかも?
実は、ここ、価格設定に自己肯定感が関係しているのが、他人を見ているとよくわかります。
(かくいう私も、副業時代の価格設定は、低かった)
ステップ5 原価(仕入)を計算する
原価(仕入)とは、売上に直接関係する費用。売上に連動して増減する費用。
小売店では商品、飲食店では食材が、原価(仕入)です。
業界によって目安となる原価率があります。
でも、業界平均は、あくまでも平均で、目安です。
あなたは高付加価値の路線でいきますか? それとも多売の路線でしょうか?
原価=売上×原価率 で計算できます。
複数の事業をする場合は、それぞれの事業の原価率でそれぞれ計算します。
【重要!】利益で生活はまかなえますか
さあ、ステップ1から5まで考えることができましたか。
それでは、以下ができているか、見てみましょう。
④売上-⑤原価-③経費 = 「利益」
「利益」 > ①生活費+②借入金返済額
事業で生み出された「利益」で、あなたの「生活」と「借入金の返済額」はまかなえますか。
継続していくには、「生活費」と「借入金の返済額」以上の利益が必要です。
利益が不足するようであれば、どうやったら「利益」を増やせるかを考えます。
「売上を上げる方法はないか」という考えはもちろん、
「原価率は下げれらないか」「経費は見直せないか」
何度かシミュレーションしてもらうと、実現可能な目標売上高が見えてきます。
「お金の見通し」を考える、この考え方。
実は、創業時だけでなくて、事業を継続するのにずーーーっと使える考え方です。

詳しくは、今年も新潟県「女性のための起業講座」でお話します。
長岡会場は申込受付中です。
※新潟会場は満席となりました。
私も、今年も多くの方にお会いできることを楽しみにしています。
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「自分一人で考えていると迷ってしまう。」
そんな方はお気軽にご相談ください。
一緒に考えれば大丈夫。
お話を聞きながらアドバイスします。















