夢と現実を結ぶ「お金の見通し」がわかる5つのステップ【前編】

夢と現実を結ぶ「お金の見通し」【前編】

夢と現実を結ぶ「お金の見通し」を考える~創業財務~

残暑お見舞い申し上げます。
お盆休み、夏季休暇明けの方が多いのでしょうか。今年の夏はどんな思い出ができましたか。

さて、今年も新潟県「女性のための起業講座」がはじまります。長岡会場は申込受付中です。
この起業講座は、私が起業して2年目から携わらせていただいています。今年で5回目となります。
中小企業診断士の宮澤奈緒子です。

夢と現実を結ぶ「お金の見通し」を考える

起業講座での私の担当講座です。
ですが、この話は起業時だけでなく、事業を継続するためにも大切な知識。

お金の話は苦手意識が強い方が多いようです。
毎年、挙手してもらいますが約8割が苦手(笑)。
実は、お金の見通しをたてる計算は、計算自体は複雑ではありません。
足し算(+)、引き算(-)、掛け算(×)、割り算(÷)、割合(%)がわかると計算できます。
そう、小学校の時に習っている計算なのです。

苦手に感じている方が多いですが、
お金の話は、「起業の夢」と現実を結ぶ重要な内容です。

”最低”売上目標を算出してみましょう

個人事業の場合で考えてみます。

損益分岐点や最低売上目標を計算する計算式はあるのですが、はじめての方には難しく感じます。
次の5つのステップで考えていきながら、何度かシミュレーションするとおよその金額がみえてきます。
最低売上目標。
事業を継続し、自分が生活を維持する売上高の目標。
計算は、電卓よりも、勝手に計算してくれるExcelを使うのが便利です。

ステップ1 毎月の生活費を考える

あなたは、月々、毎年、お金がいくらあると生活できますか。
もちろん、家族構成やローンの有無、生活の仕方などで変わります。
この時点で、人それぞれ違ってきますね。

ステップ2 借入金がある場合は、毎月の返済額を想定する

(※借入を予定していない方は、この項目はスルーしていただいてOKです。)
創業するにあたって、借入金を予定している方は毎月(毎年)いくらずつ返済する予定でしょうか。
借金は早く終わらせる!という意気込みはわかります。ですが、私のオススメは余裕を持った返済です。
というのは、自分ではコントロールできない想定外のことが起こるかもしれないからです。

そして、借入の際は、計画的な自己資金の準備もお忘れなく。

ステップ3 毎月(毎年)必要な経費を考える

売上を考える前に、まずは事業を継続するために必要な費用、経費を考えてみます。
費用には「原価」と「経費」がありますが、ここでは「経費」を考えます。
経費とは、売上があってもなくても必要な費用です。
例えば、人件費、家賃、通信費など。
(原価については次回、後編でお伝えします。)

実は、みなさん、ここ、経費を少な目に見積もりがちです。
「余計なお金は使わない」という心構えは大切です。
けれど、
いざ起業してみたら「思ったよりお金がかかりました」という体験談を何人もの方から聞いています。

見落としがないか、あらゆる経費項目から検討します。
見落としが多いのは、スキルアップのための自己研鑽の費用でしょうか。研修費やそれに伴う旅費など。
起業してからは、そういった費用も捻出できるように利益を得なくてはなりません。

「ステップ4:売上を考える」「ステップ5:原価を計算する」は次回の投稿でお伝えします。

・・・・・

詳しくは、今年も新潟県「女性のための起業講座」でお話します。
長岡会場は申込受付中です。
※新潟会場は満席となりました。

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