「インサイド・ヘッド2」を観てきました。話題のディズニー映画です。
自己肯定力トレーナー・中小企業診断士の宮澤奈緒子です。
前作は見ていなかったのですが、気になって先日久しぶりに映画館に行ってきました。
おススメの映画です。
思春期の若者から大人まで、大勢の方にご覧いただきたいのでご紹介します。
インサイド・ヘッド2のキャラクター
少女ライリーの頭の中(インサイド・ヘッド)。
頭の中の色んな感情がキャラクターになっています。
前作から登場しているヨロコビ(Joy 喜び)、カナシミ(Sadness 悲しみ)、イカリ(Anger 怒り)、ビビリ(Fear 恐怖)、ムカムカ(Disgust 嫌悪)。
この感情は人間の5大感情と呼ばれているもの。
ヨロコビがリーダーとなって、みんなでライリーを見守り支えてきました。
そして、今回の上映作ではライリーが思春期になり現れた「大人の感情」。
シンパイ(Anxiety 心配・不安)、ハズカシ(Embarrassment 羞恥)、イイナー(Envy 妬み・羨望)、ダリィ(Ennui憂鬱・アンニュイ)が登場。
インサイド・ヘッド2あらすじ
どんな感情も、きっと宝物になる
―ディズニー&ピクサーが贈る、あなたの中に広がる<感情たち>の世界。
少女ライリーを子どもの頃から見守ってきた頭の中の感情・ヨロコビたち。ある日、高校入学という人生の転機を控えたライリーの中に、シンパイ率いる<大人の感情>たちが現れる。 「ライリーの将来のために、あなたたちはもう必要ない」―シンパイたちの暴走により、追放されるヨロコビたち。巻き起こる“感情の嵐”の中で自分らしさを失っていくライリーを救うカギは、広大な世界の奥底に眠る“ある記憶”に隠されていた…。
<公式サイトより>
どのキャラクター(感情)もライリーを守りたい
ヨロコビ(Joy 喜び)以外は、マイナス感情に分類される感情です。
カナシミ(Sadness 悲しみ)、イカリ(Anger 怒り)、ビビリ(Fear 恐怖)、ムカムカ(Disgust 嫌悪)。
そして大人の感情であるシンパイ(Anxiety 心配・不安)、ハズカシ(Embarrassment 羞恥)、イイナー(Envy 妬み・羨望)、ダリィ(Ennui憂鬱・アンニュイ)。
ですが、どの感情キャラクターも少女ライリーのことが大好きなのです。マイナス感情もみんな大好きなライリーを守ろうと精一杯頑張っているのです。
前作「インサイド・ヘッド」から、全体の司令塔はヨロコビ(Joy 喜び)でした。ヨロコビがリーダーとなり他の感情(キャラクター)を取りまとめていました。
楽しかった大切な思い出のボールをカナシミ(Sadness 悲しみ)が触ると、悲しい思い出になってしまうから、当初はカナシミには思い出を触らせないように、司令塔のヨロコビはしていました。
ですが、悲しい出来事があったからこそ、喜び・嬉しさがあるのです。それがわかってからは、カナシミも一緒にみんなで仲良くライリーのために頑張っていました。
司令塔はシンパイ?ヨロコビ?
今作「インサイド・ヘッド2」で、思春期になった少女ライリーの中に新しく登場した感情キャラクターたち。
<大人の感情>のシンパイ(Anxiety 心配・不安)、ハズカシ(Embarrassment 羞恥)、イイナー(Envy 妬み・羨望)、ダリィ(Ennui憂鬱・アンニュイ)。
シンパイ(Anxiety 心配・不安)は、大好きなライリーが不幸にならないように、将来を予測して、失敗しないようにと、色んな最悪のケースを考えて対策を取ろうとします。
これからは私がやるからと、シンパイは「ライリーの将来のために、あなたたちはもう必要ない」と、これまで司令塔だったヨロコビと、仲間のカナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカを追放しました。
今度はシンパイが司令塔になり、大好きなライリーを守ろうと精一杯がんばります。
しかし、シンパイが頑張るほど、ライリーは感情をコントロールできなくなるのです。
一度は追放されたヨロコビたちがコントロール室に戻ってきます。そしてまた改めて、みんなでライリーを見守るのです。
司令塔に戻ったヨロコビが言います。「シンパイ、あなたはリラックスしてそこにいてね。」ライリーは自分らしさを掴んでいくのです。
どの感情にも大切な役割がある
どの感情も大切な役割があって、どれも排除してはならない大切な感情だということ。
私は最近までこのことを知りませんでした。強くなりたい願望からマイナス感情を感じないようにしていました。でも、どの感情もフタをするものでも排除するものではなく、大切にすべきものなのです。
そして、全体の司令塔はヨロコビが務めるほうが、自分らしさが発揮される。
発見のある映画でした。
どんな感情も、きっと宝物になる
「どんな感情も、きっと宝物になる」ディズニーが伝えたいメッセージ。
ステキな映画にジーンときました。
<監督メッセージ>
「この映画は、自分自身を受け入れることをテーマにしています。
ダメなところも含めて、自分を愛すること。
誰しも愛されるために、完璧である必要はないのです。」
――『インサイド・ヘッド2』監督ケルシー・マン
子どもだけでなく、たくさんの大人に見てほしい映画です。
「ダメなところも含めて、自分を愛すること。」
ありのままの自分を肯定的、好意的に感じる自己肯定感を伝える映画だと思います。
この映画、泣きます。その準備で映画館に行った方が良いかも。
前作を観ていなくても大丈夫。でも気になって翌日に前作もAmazonPrimeで観ました。
■感情の理解とマイナス感情のコントロールを一緒に学びます
→自己肯定感を支えるメンタルマネジメント講座
■自己肯定感はあたなの人生を価値ある豊かなものにします
→自己肯定感の講座スケジュール