心と身体はつながっている~不安の対処法 続編

心と身体はつながっている

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心と身体はつながっている
以前に投稿した「不安の対処法」についての続編です。
今回は「不安」という心に、身体からのアプローチを考えてみます。
新潟の豪雪地で暮らす自己肯定力トレーナー・中小企業診断士の宮澤奈緒子です。

私たちのココロとカラダは繋がっています。
というのは、
心は、脳という身体の器官のはたらきから生まれているからです。

以前に、お伝えした私なりの不安の対処法。
1.「日本人は不安になりやすい」と心得る
 不安になるのは自分だけではありません。
2.漠然とした不安は、心配ごとまで具体的に落とし込む
 心配事は解決策を調べる、人に相談する。
3.心配事の9割は起こらないと知る
 時間の無駄ではないか?と自分に言ってみる。

これら3点は、心からのアプローチ。
今回は、心と身体はつながっている~不安というココロへ身体からのアプローチです。

不安な気分はセロトニン不足から

心と身体はつながっている
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前回、お伝えした通り「日本人は不安になりやすい」のです。
その不安な気分には「セロトニン」という脳内物質が影響しています。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれているものです。
日本人が遺伝的に不安になりやすいのは、実はこのセロトニンが関係しています。

セロトニンは日光浴によって分泌が促進されるそうなのです。
ですから、私が住む日本海側(新潟県)の冬は、日照不足もあって幸せホルモン「セロトニン」が分泌されづらくなり、不安や心配、ブルーな気分に特になりやすいのです。
冬季うつ」といって、これは季節性感情障害の1つだそうです。青空が見えたら日向ぼっこをしましょう。
春がやってきてポカポカ陽気になると、セロトニンが活性化しますから自然と気分も上がってくるというもの。

あなたが悪いのではなく、セロトニンのせい、遺伝子のせいなのです。まずは、そのこと知ることが気分を楽にさせると思います。

自分でどうにかできる

とは言うものの、どうにかできるものなら、ブルーな気分はどうにかしたい。
どうにかできるのです。
実は、セロトニンは日常生活の工夫で分泌を促進できるのです。       

セロトニンの分泌を促す行動は次の通り。
日光浴
 朝日、午前中がおすすめ。手のひら日光浴もよいとか。なんと、太陽が見えなくても効果があるようです。
運動
 ウオーキング、水泳、ダンス、踏み台昇降、筋トレ、ヨガなど
リズム運動
 よく噛んで食べる、ガム、深呼吸
トリプトファン、ビタミンB6を含む食事
 バナナ、鶏肉、卵、チーズ、大豆製品、ナッツなど
 必須アミノ酸「トリプトファン」からセロトニンが合成されます。その合成には「ビタミンB6」が必要らしい。
腸内環境を整える食事
 セロトニンは腸で多く生成されているのだそう。
入浴
 ぬるめのお湯がポイント。

ざっと調べてみたらこんな感じです。
まずは、ご自身の生活に取り入れやすいものから、試しにやってみてはいかがでしょう。

朝食はよく噛んで食べる

朝食はよく噛んで食べるのが良いみたいです。よく噛むのもリズム運動。

最近の私がよく食べている「納豆ごはん」
大豆製品ですからセロトニンの原料となるトリプトファンもビタミンB6が含まれています。私たちの年代の女性には大豆イソフラボンも身体に良いはず。
と、思って食べていたのですが、
あまり嚙まなくても、飲み込めている・・・私。
忙しい朝に、納豆ご飯は向いています!

感情の理解とコントロール

不安や心配など、マイナス(ネガティブ)感情は誰もが持ちます。決して悪いものではないのです。
自己肯定感は感情と密接に結びついています。
自分の感情の理解とマイナス(ネガティブ)感情のコントロールについて、6時間の「自己肯定感を支えるメンタルマネジメント講座」で学べます。
自分の感情を理解するとは、自分を大切にすること。心を楽にする講座内容です。
客観的に自分を見て、自分を知るということは、自分と付き合うのにとても役立ちます。

心と身体はつながっている~不安の対処法 続編でした。
効果には体質や環境などで個人差があると思いますが、やってみる価値はありそうです。いずれも健康に悪いものではありません。

雪で足元が悪いとか道路幅が狭くなるのを言い訳に、朝のウォーキングをしなくなるのが良くないことがよくわかりました。朝日の日光浴、運動、リズム運動の3つが減ることになっている。


週末は「十日町雪まつり
積雪量は2.5m。雪はたっぷりあります。
雪像づくりに血が騒ぐ市民性のようですが、みんな連日の除雪で疲れてはいないだろうかとちょっと心配。

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