「強み」を分析することがあります。
経営計画を考えたり意思決定の際に、よく「SWOT分析」というフレームワークを使って考えます。スウォット分析と読む。
新潟を中心に全国で活動している中小企業診断士・自己肯定力トレーナーの宮澤奈緒子です。
今日はこれについて。自分の強みの見つけ方についても触れます。
小さな会社や個人事業の方の参考になれば嬉しいです。お勤めの方であれば、ご自身のキャリアを考える際にも。
SWOT分析
SWOT分析とは、自社を取り巻く「内部環境」「外部環境」を「プラス要因」と「マイナス要因」の4つに分けて考えるもの。
強み/ Strength(内部環境・プラス要因)
弱み/ Weekness(内部環境・マイナス要因)
機会/ Opportunity(外部環境・プラス要因)
脅威/ Threat(外部環境・マイナス要因)
強みを考える
自社(自分)の「強み」を考える。
経営を考える際の「強み」とは、教科書的には「自社の持っている経営資源のうち、競合他社と比べて、優れている、勝っている点。」です。
競合他社(他人)と比較して優位性が見つけられれば良いのですが、ところが、自信を失っているときは、これが思いつかない。考えられない。
なぜなら、わざわざ自社(自分)より強い競合他社(他人)を比較に持ち出して対照するから。
自社なんて、私なんて、となってしまって自社(自分)の「強み」が見出せない。
特に自信を失っているときになりがちです。
そんな時は、私はこうアドバイスをしています。
競合他社(他人)と比べない!
自信を失っているときは、競合他社(他人)と比べない!
自社、自分の中で「好きなところ」「得意なところ」「没頭できること」「長所と思えるところ」を探す。
自分の強みの見つけ方です。
そして、自分で見つけられないときは人に教えてもらう。
自分は生まれてからずっと自分をやっていて、あたり前に思えて気付けないのです。
ご自身ではごく普通のことに思えても、他人から見たら長所・強みだったりします。
自分ではなかなか気付けない視点なのです。
あなたのお客様に聞いてみると、教えてくれますよ。
別の視点から捉えなおす
「弱み」と捉えられる短所や欠点も、実は裏返しに捉え直すと「強み」になる場合もあります。
例えば「自信がない」というのさえ、「謙虚・ひかえめ」「(やるとなったら)準備を怠らない」「慎重になる」「学んで知識を得ようとする」「高い理想を持っている」「自分がもっと成長したいと思っている」など。
この見方を変える方法を「リフレーミング」と言います。
リフレーミングとは、ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ること。思い込みや固定観念を別の視点から捉え直すことです。
リフレーミングはゲーム感覚でいろいろ考えてみるといいですね。柔軟な発想の訓練にもなります。
自己肯定力トレーナー的には、これは自社(自分)を肯定的に捉えること。
私はこんなエッセンスも加えて経営支援をしております。
→自己肯定感の講座(個人向け)スケジュールはこちら
ご連絡お待ちしています
【お問い合わせ・お申込み】
office38² 宮澤奈緒子(中小企業診断士)
ネットからのお申し込みはこちらから 入力フォームにリンクします
メール miyaz7055@gmail.com 電話 090-3682-5158
■企業、団体様で自己肯定感の研修を実施しています
→自己肯定感の企業研修実績はこちら