違う価値観
自己肯定感に関する研修、セミナー・講座をしていて、受講者さんの発言や感想から思うことがあります。私とは違う価値観や感覚をお持ちなんだなぁということ。
新潟を中心に全国で活動している中小企業診断士・自己肯定力トレーナーの宮澤奈緒子です。
そして受講をきっかけに受講者の方も、他の人は自分とは違う価値観を持っていることに気づいてくださることです。
自分と他人は、考え方・物事の捉え方・価値観が違うことにお気づきになります。
自分と他人の価値観は違うということ。とても大切な気付きだと思っています。
例えばこんなご感想がありました。
(その1)他の人はそうではないことを知りました
新潟県の川西町商工会女性部のみなさまにお招きいただいて「私らしく輝き最高のパフォーマンスを発揮する秘訣~自己肯定力をベースに~」をテーマにお話しした際の感想のひとつ。
「私自身が大きな夢を持ち諦めずに自分を信じる力が強い者なので、他の人はそうでないことを知りました。」
(その2)私と違うからわからなかった
オンラインでのヒューマンスキルアップ講座でもありました。
自己表現の仕方に3つタイプがあることをお伝えしたところ、
「そうなんだ! うちの会社の人、こういう人多い!! 私と(タイプが)違うからわからなかった!!! そうなんだーーー!!!!」
とその後、講座中に「そうなんだ!」を連発され、大きな気づきを得た方もいました。
そうなんです。色んな自己表現の仕方をする方がいるのです。
価値観が違ったり、表現の仕方が、人それぞれ違ったりするのです。
(その3)自分は自己肯定感が高いということがわかった。と同時に他の方が低いことに驚いた。
こちらは、新潟県商工会職員協議会(指導職員部会)さま研修会のご感想から驚きの声。
【研修をお聞きになって印象に残ったことや、今後に活かしてみたいと思われたことはどんなことですか。】
自分は自己肯定感が高いということがわかった。と同時に他の方が低いことに驚いた。
他の人は他の人で、とてもいいところがたくさんあるのに、どうしてだろうと思った。周りの人にいい所を伝えていこうと思った。
【全体を通してのご感想】
大変おもしろかった。
【満足度】10点(10点満点中)
自分と他人の価値観は違うこと
私たちは普段の仕事や生活の中で、ついつい自分の基準で他者を判断しがちです。
自分にとって当たり前であると、他人にとってもそれが当たり前と思いがち。
「普通はこうでしょ」普通って誰にとっての普通?自分にとっての普通だったりします。
「こうあるべき」
「なんで、そうするの」
こういった考えは、自分の価値観を基準に他者を判断(ジャッジ)しています。
「他の人は、自分と同じではないんだ!」という気付きは、他者を受け入れる寛容さにも繋がると思います。
私の伝える自己肯定感は自他尊重の心。「I’m OK.You’re OK.」の感覚。
私の価値観がある。あなたの価値観もある。それぞれ価値観があることを尊重する。
時にそれが相容れないことがあることも承知しつつ、お互いに歩み寄る。
決して相手に迎合するのではなく、私の考えと違っても、You’re OK.「あなたはそういう風に考える(感じる)のですね。」と認めることができるようになると、人との関係が良好になっていきます。
かくいう私も結構、上から目線的なおねえさん(いやオバさん)発言をしがちです。
特に若い方に対して。反省すること、たびたび。しばしば。。。
自己肯定感が高まると良好な人間関係が築けますよ
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