新潟を中心に活動している中小企業診断士の宮澤奈緒子です。
新年度がはじまり、次々と補助金の公募がはじまっています。
「小規模事業者持続化補助金」はあっと言う間の短期間で締切5月27日(月)です。←実質終わりました
新潟県の「新事業チャレンジ補助金」は実質5月末が締切。←まだ間に合う。急いで―!
新潟県の「起業チャレンジ応援事業」「U・Iターン創業応援事業」は6月7日締切。←いつも募集期間が短いので事前準備がおすすめ。
今日は、大型補助金「事業再構築補助金」をご案内します。
事業再構築補助金(第12回)7/26まで
コロナ禍にはじまった大型補助金「事業再構築補助金」。
補助対象経費に「建物費」が含まれ、補助金額も大きい事から注目度も高いですが、正直、難易度も高いです。
現在、第12回が公募中です。
締切は令和6年7月26日(金)18:00まで(厳守)。
申請は電子申請のみ。あらかじめ「GビズID(アカウント)」の取得が必要です。書類申請はNG。
事業再構築補助金の目的
補助金は政策的なものです。目的があって補助しているのです。
補助金ごとの目的を知ることは、申請する上でとても大切なことです。
事業再構築補助金の目的(公募要領8ページ記載)
「新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、当面の需要や売上の回復が期待し難い中、ポストコ
ロナの時代の経済社会の変化に対応するために新市場進出(新分野展開、業態転換)、事業・業種転
換、事業再編、国内回帰、地域サプライチェーン維持・強靱化又はこれらの取組を通じた規模の拡大
等、思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援することで、日本経済の構造転換
を促すことを目的とします。」
日本経済の構造転換となるような思い切った挑戦への支援のための補助金です。
かといって思い切ってさえいれば良いかといえば、当然、そうではありません。
ビジネス(事業)として勝算があることを事業計画書として示す必要があるのです。それで難易度が高い。
手順、補助率、補助上限額など
第12回公募の事業再構築補助金の要件、申請類型の概要(補助率、補助上限額)などはリーフレットをご紹介。(事業再構築補助金のサイトより)
「事業再構築補助金の概要」資料、「事業再構築補助金の公募要領(ルールブック)」は事業再構築補助金サイトのはじめての方をどうぞ。
概要、事業再構築指針の手引き、公募要領(全67ページ)を読んで理解するのに、半日から1日かかります。いつも大変。。。
→ 補助金申請サポートを行っています。
→ 補助金についての基本的なことをまとめてみました「『補助金』基本のき」